どーも!360度トラベラーのかなやん(@kyanatabi)です!
旅行好きの方なら誰しも憧れるであろう「世界一周」。
世界一周する方法は主に二つあって、船で回る方法と自力で回る方法です。
船で回る場合だと、あらかじめルート・日程が決められていますが、自力で回る場合だとすべて自分で決めないといけません。
自力でやるとなると、結構大変なんですよね。
私は、2017年3月〜8月にかけて世界一周をしたんですが、すべて自分で決めて回っていました。
周りに世界一周したことある人がいれば、教えてもらえるかもしれませんが、そうじゃない方のほうが多いと思います。
そこで、私が世界一周のルート決めをどのようにやっていたかを紹介していきます!
目次
ステップ1:行きたい場所をピックアップする

まずは、行きたい場所やりたいことをひたすらピックアップします。
モアイ像が見たい、トマト祭りに参加したい、アフリカで野生の動物たちが見たいなど、きっとたくさん出てくることでしょう。
この段階で現実性などは気にする必要はないと思うので、自分の欲望のままに書き出します。
大陸ごとや国ごとにまとめておくと、その後のルート決めの際にやりやすくなりますよ。
時期やベストシーズンも調べておく
観光地によっては、シーズンによって見られる景色が違ったりします。
例えばボリビアのウユニ塩湖。

鏡張りの絶景で有名なウユニ塩湖ですが、あの鏡張りは雨季の1月〜3月ごろが見られる確率が高いです。
もちろん、乾季でも鏡張りが見られる可能性もあります。
しかし、一生に一度行くかどうかの場所に行くんだったら、できればベストシーズンに行きたいですよね。
また、トマト祭りのようなイベントに参加したい場合も、時期は決まっています。
なので、行きたい場所・やりたいことのピックアップと同じタイミングで、ベストシーズンや時期を調べておくといいですよ。
余程の穴場スポットじゃない限り、ネットで「〇〇 ベストシーズン」と検索すれば出てくるはずです。
私が行きたい場所・やりたいことのピックアップで参考にしたもの
自分が知っている場所を書き出していっても限界がありますし、自分が知らなかったけど良い場所も必ずあります。
そこで、さらに行きたい場所を増やすために私が参考にしたのは「本」です。
本屋に行くと、『死ぬまでに行きたい絶景シリーズ』や世界の絶景100選などといった、絶景がたくさん載っている本がたくさんあります。
その類の本を購入したり、スタバと本屋が一緒になっている店舗で読んだりして、行きたい場所を追加していきました。
そういう本には、ベストシーズンやお祭りの時期なども書いてあることが多いので、それも参考になりました。
また、私がルートを決めていた当時は思いつかなかったんですが、今だったらInstagramで検索するのもオススメです。
ハッシュタグで「#世界一周」と検索すると、リアルタイムで世界一周している人たちの写真が見られますし、本には載っていないような穴場スポットに行っていたりもするので、とても参考になりますよ。
ステップ2:行きたい場所・やりたいことに優先順位をつける

行きたい場所・やりたいことのピックアップがある程度できたら、それぞれに優先順位をつけます。
私がやっていたのは、「絶対行きたいは◎、行きたいは〇、行けたら行きたいは△」の印をつけて分けていました。
もちろん、全部行きたい場所だと思うんですが、期間だったり時期なんかを踏まえると行けない場所も出てきてしまうのが現実です。
これだけは行きたいというのを先に決めておくことで、ルート決めがしやすくなります。
ただし、期間や予算などを特に定めていない、すごく自由な世界一周をする予定の方に関しては、優先順位を気にする必要はないです。
ステップ3:おおまかなルートを決めて、西回りか東回りかを決める
自力で世界一周する際のルートは、大きく分けて二つ。
西回りと東回りがあります。
西回りは、日本から東南アジアを周り、ヨーロッパやアフリカを抜け、北米・南米を通って日本に帰ってくるルート。
逆に東回りは、日本から北米や南米に飛び、ヨーロッパ・アフリカ・アジアを通って帰ってくるルートです。
私個人の印象としては西回りで世界一周をしている人が多いなと感じています。
西回りだと、旅のハードルがそんなに高くないアジアの国から始められるので、徐々に旅に慣れていきながら回ることができるというのが一番の理由かなと。
私の場合、世界一周の期間が3月〜8月と決まっていて、雨季のウユニ塩湖にどうしても行きたかったので、必然的に東回りになりました。
自分の行きたい場所の位置関係を、世界地図などを使って線で結んだりして、どういうルートで回れば効率的にいけるのかを大まかに作ります。
私のように、行きたい場所の時期が決まっていることもあるので、ステップ2でつけた優先順位を参考にしながらやりましょう。
航空券を調べながらやると、ルートを考えやすい
この大まかなルートを考える際、一緒に航空券を調べながら作成するとルートが思い浮かびやすいです。
私がよく使用する航空券比較サイトの「スカイスキャナー」でやる場合だと、「出発地は自分が行きたい都市、目的地はすべての場所にする、日付は月全体or指定なし」で検索。
すると、この都市とこの都市は直行便が飛んでるから行きやすそうだなとか、こっち先に行ったほうが時間や費用的に良さそうだといったことを気付けます。
また、私は「世界一周航空券」という周遊航空券を使って世界一周したんですが、この世界一周航空券を出しているエアラインのうち、ワンワールドとスターアライアンスのWebサイトでは、実際に世界一周航空券のルートを作成することができます。
世界一周航空券に関しては次で詳しく説明しますが、世界一周航空券での旅を考えている方は、このサイトを使用しながらルート作成するのが一番だと思います。
ステップ4:世界一周航空券を使うかどうかを決める

自力で世界一周する場合の航空券は、その都度買うか世界一周航空券を買うかの二択に分けれます。
世界一周航空券とは、ワンワールド、スターアライアンスなどのエアラインごとに販売しているもので、最初に世界一周で使用する予定の航空券すべてを購入できる航空券を指します。
ワンワールドの世界一周航空券であれば、世界中のワンワールドに属している航空会社の便、スターアライアンスの世界一周航空券を選べば、世界中のスターアライアンスに所属する航空会社の便に乗ることができます。
それぞれの世界一周航空券によって、条件や料金体制、得意な大陸なども変わってくるんですが、大手航空会社の便に乗ることができるので、個別に買うよりお得です。
一方で、世界一周航空券を使わないで、毎回自分で航空券を買いながら回るという手段もあります。
世界一周航空券を使うのと毎回自分で購入するのに、それぞれメリット・デメリットがあるので、どっちが絶対いいというわけではありません。
私は、ワンワールドの世界一周航空券を利用したんですが、その決め手となったのは以下の三つ。
- イースター島に行きたかった
- 期間が約半年だったので、ある程度決まったルートで行きたかった
- 期間が短めなので、航空券の安い時期などの見極めは難しいと判断した
ワンワールドの世界一周航空券は、南米に強いというメリットがあります。

モアイ像で有名なイースター島に、唯一就航しているラン航空がワンワールド系なので、世界一周航空券にイースター島を含めることができるんです。
また、期間が約半年間と限られていたので、航空券のセールの時期を見計らって購入するのは難しいし、行きたい場所を満遍なく行くには世界一周航空券のほうが良さそうだなと考えて、私はワンワールドの世界一周航空券を利用しました。
ただ、実際は世界一周航空券で予約しているのに乗らなかった区間があったりして、今思うと失敗だったと思っています。
なぜ失敗だと思ったのかは、長くなってしまうのでここではお話しませんが、世界一周航空券と毎回購入するタイプのどちらがいいのか、私なりのそれぞれのポイントを紹介します。
- 旅行はある程度計画した通りに進めていきたい人
- 期間が1年足らずで、長距離の飛行機に乗ることが多そうな人
- 毎回航空券を探すのが面倒そうだなと感じる人
- 荷物が多めの人(世界一周航空券は預け荷物に余計なお金を取られない)
- 自由に動き回りながら世界一周したい人
- スカイスキャナーなどを使って航空券を探すのが苦じゃない人
- 荷物がさほど多くない、バックパッカータイプ
- 乗り継ぎが多かったりLCCでも大丈夫な人
ステップ5:航空券を購入
何を使って世界一周するかを決めたら、ついに航空券の購入です。
世界一周航空券であれば、先程紹介したワンワールドやスターアライアンスのWebサイトでそのまま予約するか、私はワンワールドだったのでJALの専用窓口に直接行って予約しました。
HISなどの旅行代理店でも予約できますが、手数料を取られたりするのであまりオススメではありません。
航空券購入の時期ですが、私は2ヶ月前に取りました。
ワンワールドのメリットであるイースター島の航空券は、予約いっぱいの日付も多くあり、いける日が限られてしまう可能性があります。
2ヶ月前でも結構埋まっていたので、ワンワールドの世界一周航空券でイースター島へ行こうと考えている方は、できるだけ早めに予約するのがオススメです。
その都度航空券を買う方で注意してほしいのが、最初の国が片道航空券で入国できるかということです。
入国の際、その国を出国するチケットを持っていないと入国できない国がいくつかあって、例えばフィリピンが当てはまります。
そういう場合、恐らく日本を出発する際に確認されて、持っていなければ搭乗拒否という形になるので、事前に調べるようにしておきましょう。
さいごに
世界一周のルートを決める作業は、準備の中でも大変な作業の一つだと思います。
期間が長かったり、特に定めていない方は、そんなに深く考える必要はありませんが、私のように半年だったり数ヶ月で回りたいという方も多いはずです。
期間は限られているけど、行きたいところが多すぎて。。。
私はその状態で、結局ルート作成に3ヶ月ほどかかりました。
しかし、世界一周のルートが完成したら、いよいよ自分が世界一周するんだ!という喜びというか気持ちの高揚感はすごかったのを今でも覚えています。
この準備を乗り越えれば、一気に世界一周への道が開けるので、頑張って納得のいくルートを作成してください!
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